最初の記事でいきなり話題作ぶっこんでみます。
ネタバレはしないように気を付けるつもりですが、うっかりがあるかもしれないのでお気を付けください。
100億突破で今話題の「天気の子」、個人的には「君の名は」よりも好きな内容でした。
とりあえず主要人物の紹介
・主人公 森嶋 帆高(もりしま ほだか)
家出少年。劇中では理由はぼんやりとしか語られないが、地元でいろいろあったらしく船に乗って一人東京へ。小説版ではこのあたりも詳しく語られているらしい。
・ ヒロイン 天野 陽菜(あまの ひな)
本作のヒロイン。100%の晴れ女。彼女が祈るとどんな雨天も晴天になる。
弟の凪と二人暮らし。
この能力を活かし、帆高と凪との3人で晴れ女(有料)として様々な人々のその日晴れて欲しいという願いを叶えていくが゙……
・須賀 圭介(すが けいすけ)
有限会社K&AプランニングのCEOでライター。東京へ向かう船から帆高が落ちそうになった際に助けたことで彼と知り合う。東京で仕事を見つけることができなかった帆高は最終的に彼の事務所でライター兼雑務担当として働くことになる。
ちなみに月刊ムーは実際に存在する科学(オカルト?)雑誌。前作「君の名は」でも登場してましたね。ちなみに今作で須賀が手に持ってるムーでは「君の名は」のティアマト彗星を特集しているという小ネタが……
・夏美(なつみ)
須賀の事務所で働く女子大生。(ネタバレになるので名字は伏せます)
本田翼が声を担当していることで結構批判も見られますが個人的にはそれほど気になりませんでした。
活躍するのは物語終盤な為、ネタバレの関係上語りづらい人物ですが、いいキャラだと思います。
・天野 凪(あまの なぎ)
陽菜の弟、小学生ながらかなりのモテ男。最初は態度が悪いシーンもありますが普通にいい子です。帆高とは年齢を超えた友人であり師匠?
他にも様々な人物が登場しますが、重要なのはこの5人でしょう。
ストーリー
「あの光の中に、行ってみたかった」
高1の夏。離島から家出し、東京にやってきた帆高。
しかし生活はすぐに困窮し、孤独な日々の果てにようやく見つけた仕事は、
怪しげなオカルト雑誌のライター業だった。
彼のこれからを示唆するかのように、連日降り続ける雨。
そんな中、雑踏ひしめく都会の片隅で、帆高は一人の少女に出会う。
ある事情を抱え、弟とふたりで明るくたくましく暮らすその少女・陽菜。
彼女には、不思議な能力があった。
※公式サイトより抜粋 https://tenkinoko.com
RPGゲームを遊んでいると一人の命を取るか、世界を取るか、みたいなシナリオを結構見かけますが、別の方法を見つけて両方とも救う、的な展開が多いですね。
しかし「天気の子」では……物語の一番重要な部分なので、どうなったのかは言えませんが、この選択が賛否両論といった感じになっています。個人的には好きな締め方なんですが……
また、前作「君の名は」と世界観が繋がっていると思われる描写が……ひっそり……ではなくかなり露骨にあるのですが「天気の子」の結末だと「君の名は」の結末と矛盾が生じてしまうという非常に悩ましい状況になってしまいます。
よくあるパラレルワールドと考えることもできますが、そうするとそれぞれの世界で別の人生を歩むキャラがたくさんいることになります。
ドラゴンボールで例えるなら漫画の中でメインで描かれている世界ではほとんどの重要人物は生きていますが、未来トランクスの世界では人造人間にやられてトランクスとブルマと亀仙人(多分)くらいしか生き残っていない……みたいなやつですね。
まあ、世界観の繋がりはなく単なる小ネタやゲスト出演、程度に考えてしまえばそれで解決とも言えるんですがね……
ただ、そこさえ無視してしまえばとてもキレイな終わり方だったのではないかと思います。
ピストルのくだりとか警察とのやり取りとかがネットでつっこまれているのもよく見かけますが、とくに気にはしませんでした(笑)
ただ、スクーターで警察の追跡から逃げ切るのは現実ではほぼ不可能です。原付乗りの方は警察に止まるよう指示されたら大人しく従ってください(笑)
そして今回もRADWIMPS、がっつり流れました。これから新海誠さんの映画ではおなじみになっていくのでしょうか?
「君の名は」より前の作品だと山崎まさよしだったらしいので現状ではどうなるのかは読めませんがw
機会があれば以前の作品も見てみたいですね。かなり人を選ぶような内容みたいですが……
ちなみに、個人的に須賀さんがかなり好きなキャラです。ただのいいかげんな大人と見せかけて色々なモノを抱えてて……ストーリーの重要な部分に関わってくるのであまり語れないのが辛いところ……
おそらく上映期間は延長されると思うので見に行く機会はまだまだたくさんあると思います。
見に行く方はドリンクを控えめにしてぜひともしっかり見て欲しいですね。私はドリンクを飲むタイミングが悪かったのか上映終盤、尿意と戦うことになってしまい、せっかくの物語が台無しになってしまいました(笑)