精神科 デイケア とは
精神を病むと、復活するのに非常に苦労します。
自分一人で何とかできるものでもありません。
日々の通院の中で不安もあると思います。
そんなとき、助けてくれる施設が存在します。
それが精神科 デイケア です。
今回は、精神科 デイケア とは何なのか、そしてどうすれば利用できるのかを解説していきます!
精神科 デイケア とは
精神科デイケアとは、精神を病んでしまったり、ADHDなどの障害を持っている人たちが治療のために通う施設です。
「怖くないかな?」なんて感じる人もいるかもしれません。
ですが、精神治療において、非常に有効な施設であり、個人的には是非利用してほしいと思っています。
私自身も通っていたので実体験によるおすすめです。
精神科デイケアではどのようなことをするのか
精神科デイケアでは、治療のために様々なプログラムがあります。
内容としては、散歩したり、利用者同士で話し合ったり、簡単な工作をしたり、病気について学んだりと、様々な活動を行います。
基本的にはかなりゆるい環境です。午前1プログラム、長めの昼休み、午後1プログラム、って感じのスケジュールとなります。
通う日数も、現在の体調に合わせて調整できます。
週に1日でもいいし、5日間毎日通っても構いません。
職員さんと相談して、どのような方針で通うのかを決めていきます。
この先数ヶ月の目標を大まかに決めて、担当の職員さんがサポートしてくれます。
合わないと思えば職員さんを変えてもらったり、他の職員さんに相談をしたりといったことも可能です。
職員さんは、現役の精神科看護師さんなので病気についての理解もあり、親身になって相談にのってくれます。
同じような悩みを抱える人たちとの交流もあります。
学校のように、何人かのグループでプログラムに参加することになり、自分の悩みなどを話したり、他の人の悩みなどを知る機会もあります。
そうやって他の利用者さんと交流していく中で、悩んでいるのは自分だけではなく、それぞれに色々な悩みがある事を知ることができます。
これがとても心強い存在だと言えます。
お互いに高め合い、次のステップへと進んで行くことが可能です。
精神科デイケアの利用方法
さて、それでは精神科デイケアへは、どのようにすれば通えるのでしょうか?それについて解説していきます。
主治医にデイケアを利用したいと伝える
まずは、主治医に相談してください。そうすると近所のデイケア施設を紹介してもらえます。
デイケアへ連絡
教えてもらった施設に電話などで連絡します。そして、見学の日を決めましょう。
自分で連絡するのに抵抗がある方は両親などに頼んでも大丈夫です。
そして、見学に行きます。家族などに同行してもらっても大丈夫です。
そして、見学してみて良いと思ったら利用の為の説明をその場で聞けます。
そして、貰った書類を埋め、そのデイケア施設のある病院の診察を受けて、申請が通れば通うことができるようになります。
わからないことは全部教えてくれるので申込みで困ることはほぼありません。
これで無事利用することができるはずです!
施設の雰囲気
障害者の施設、これだけ聞くと敬遠する方もいるかもしれませんが、特別暗いわけでもなく、利用者もメンタルを崩してしまっただけの普通の人です。
コミュニケーションが苦手だったりな方はいますが、会話がまともにできないような人はほぼいません(無口な人はいます)
そのため、とくに怖がる必要はありません。
むしろ、似たような悩みを抱える人たちと交流していく中で、仲間ができることもあります。
他の利用者に問題がある場合は職員さんにチクりましょう(笑)あまりにもひどい場合はその人は追放されることもあります。
そのため、秩序はしっかりとしています。それもそのはず、この施設は復職や就職を最終目標としているので、どうあがいても働けないくらい症状の重い人は参加していません。
そういった方は、入院などで別の場所にいるので関わることはほとんどないのです。
少しずつ考え方も変わっていく
メンタルを崩してしまう原因はその人の性格的な部分も結構あったりします。物事をマイナスに捉えすぎて自分自身で追い込まれたりしている人がとても多い印象です。
そんな人たちでもデイケアに通っていると徐々に考え方が変わっていきます。
もっと楽に物事を捉えていいんだ、と思えるようになります。
自分一人だとこの領域に到達するのは難しいですが、デイケアで様々な経験をしていく中で変わっていくことがしやすくなります。
そういうわけで、私個人としては、精神科デイケアは非常にオススメします。
是非ともうまく利用して社会復帰に役立ててほしいです。
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